ファミリー劇場〜口之島小中学校

2022年12月3日。口之島小中学校へ踊りに行ってまいりました!

十島村役場教育委員会様からのご依頼で、コロナ禍で一度流れてしまったファミリー劇場開催復活に伴って、口之島へ行ってまいりました!

口之島は、十島村の中でも一番北側に位置し、フェリーとしま2の航路としても鹿児島港に一番近い場所であります。

面積は約13km²と池田湖が約10km²であることから、池田湖に行かれたことがある方は大体湖の1−2回りほど大きい面積であることを想像できるかと思います。
その広さの平面上に628mの前岳と501mの横岳をはじめ425mの燃岳、登山に適したフリイ岳など、多くの山々を抱き、とても驚いたことに美しい湧水もあり、島の海岸沿いには豊かな水の通り道はざぶざぶと大きな音を立てて流れていました。

当然のことながら、お世話になった民宿「なかむら」さんで口にした、水道水の口当たりの良いこと。食卓に置かれた水の美味しいこと、シャワーから出る水の身体に当たる感覚のまろやかなこと、こんなに柔らかい水に出会うことができるとは思いもしないことでした。

さて、12月の島へゆくフェリーは大変揺れ、そして天候はあまり芳しくなく、しかし、それでもまいります。

口之島へは午前4:30あたりに到着しますとのアナウンス、そこから約30分ごに下船。

小中学校の校長先生、教頭先生、民宿の女将さんや息子さんたちが出迎えてくださいました。

揺れた船の中からぼんやりと出てきて、真っ暗な島の中を荷物を持って民宿に案内していただき、民宿でうがいをしたら、、あれ何か水が美味しい気がする。気のせいか、、とまた寝てしまいました。(上記のように水は本当に美味しかったのです)

8:00頃、朝食のために起床、サバの干したものが美味しかった。そして、味噌汁も、水も、お茶も!

10:00、口之島小中学校の尾崎教頭先生が民宿まで迎えに来てくださり、学校の体育館へ、さまざま仕込みと打ち合わせを行う。

12:30、昼食のため一度民宿へ。

13:00、美味しい家庭のカレーをいただき、大満足。

14:00、少し休憩ののち、再度打ち合わせ。

16:30、改めて体育館へ。衣装替えの仕込み、他、リハーサル。

17:30、学校の大島先生がダンスをされることがわかったので、ここで大島先生に一緒に踊ってもらえるように練習していただく。

18:30、ぼちぼち生徒さんたち、島の方たちがやってくる。

19:00、オンタイムで開演。

オリエンタルダンス、エジプト民族舞踊(ガワジー、サイディー)、ダルブッカ、そしてモアシャハのランマバーダヤタサンナをウードと共に歌い、色々なベリーダンスを見ていただいて、みんなで一緒に世界地図を確認しながら、エジプトやトルコのことをお話しいたしました。

そして、ヨイショヨイショとフェリーに乗せて来た10個のダルブッカを生徒さんたちにお配りして、みんなで太鼓を叩いてみようの時間!

そして、そして、踊りを踊ってみようの時間!

そこから、大島先生と共に踊る時間をすぎ、全員で踊りました!

かわいい子どもたち、そしてご協力いただいた島の皆様、学校の先生方、本当にありがとうございました。

とても有意義なファミリー劇場のお時間でした!

次はまたどこかの島からお呼びいただけたら嬉しいです。

=====

21:00すぎ、民宿「なかむら」さんに戻り、美味しいお刺身や海の幸をいただきました。とても美味しかった。民宿で女将の長男さんと島のお話などたくさん伺って楽しい夜でした。

翌日はすぐに12:00にフェリーがまた迎えに来ます。

行ってみたかった場所、セラマ温泉までは遠い道のりのため、断念。

それでもいくつか行かせていただきました。

印象的だった場所は。

集落の中心にある「河(ゴウ)」

山の中腹にある集落には美しい湧水があり、大切に囲まれていました。

高い山の中腹、集落の中心。住民の皆さんが昔から大切に使われてきた生活のための水だそうです。

3つに区切られています。水の音が優しい。

小中学校のプール

海の中にある、プールはカヌーをしたり泳いだりできるそうです。岸辺にボタンボウフウを見つけました。長命草とも呼ばれています。摘んで帰りました。

海で泳ぐ練習いいですね!

ボタンボウフウ。長命草です。

珍しいイグサ(藺草)の自生地の表記も。

■北緯30度線

敗戦後、北緯30度の線でアメリカ軍は日本とアメリカの領地を分割しました。その分割した陸地がここにはあります。集落は当然のことながら、アメリカ領地でした。なにもない場所ですが、感じ入るものがありました。

碑がありました。
緯度で真っ直ぐに国境線を引くこと、帝国主義的思考においてはさまざまな場所で行われてきた事です。
この線より左が米国領、右が日本領だったという事です。左側は先ほど紹介した、河や港のある集落のある場所。右側は人が住む場所ではありません。様々な思いが巡ります。
北緯30度線より北はこのように島の果てになります。密貿易(、、と言って良いか、)秘密の物資輸送が行われていたとの話もありました。実際に行き来ができますから、それは不法というよりも、人の心や文化や何かの行き来だったのかもしれないとも思います。

■港で記念写真。

牛さんと青い海と白い花。そして北緯30度。
島の中には、他のトカラの島々と同じように、子牛や親牛が放し飼いにされています。
港には出荷される牛さんたちがフェリーを待っています。

■帰りのフェリー

帰りのフェリーはもう、行きの比ではなく揺れました。洗濯槽の中って、こんな感じかな、、、前に後ろに右に左に、ぐるぐる回る。。。それでも、食堂では島の皆さんが、楽しそうに酒盛りされてたそうです!すごい!!

また気候の良い時に伺いたいです!

口之島の皆さん!十島村役場と教育委員会の建物の間を真っ直ぐいくとトマルビルがあります!その3階でスタジオしてますから、ぜひ踊りに来てくださいね!お待ちしてます!

madoka

呼び名の考察(まだまだ途中ですけど)オリエンタルダンス ベリーダンス エジプシャンダンス ターキッシュダンス

ベリーダンスと聞くと、妖艶な女性の踊りというイメージがある方も多いかもしれません。

一昔前までは、その名前すら知られていなかったことを思うと、どのような形でも知っていただけているのは、この踊りに取り組む者の一人としては嬉しいことと思っております。しかしながら、妖艶であったり、女性性の踊りというのはベリーダンスと呼ばれる踊りの、「とある一面」でしかあり得ません。中東を起源とするベリーダンスは今、英語圏の国々で紹介された際に英語で名付けられた「Belly(ベリー)=お腹」の踊りという名前から、「Oriental(オリエンタル)=東方の」踊りという名としての認識を広めようという潮流がヨーロッパ及び本場エジプト、トルコから起こっています。

しかし、果たしてその名前は歴史の検証に耐えうるのでしょうか?

なぜならば実際に「Oriental Dance(東方の踊り)」と表記した際に、違和感はありませんでしょうか?

このことはオリエンタルダンスと呼ぶことを強く提唱しているスペインのNesma先生のFacebook投稿の中でも度々議論を起こしていますが、「Oriental」もしくは「Orient」という言葉の想起させるイメージに、我々アジアの日本やまたお隣韓国、台湾、中国、まだ言えばベトナムやタイその他、ロシアを除く、ヨーロッパの東側の多くの国々がありませんでしょうか?

ヨーロッパにとっての「東」を意味する地域が、アフリカ大陸北部及びアラブ諸国であった頃、その「オリエンタル」という言葉は、まさに彼の地を指していたと思われますし、現在もそうなのだと考えられますが、移動手段や地理の計測方法が確立されたこの時代においてはその広汎な意味を持った「オリエント」はもっと多くの地域を指すことになってしまっている状況があると考えられます。

そしてまた、これはオリエンタルダンスの本場である、エジプトやトルコを代表とする地域そのものが、ヨーロッパの視点を持って自分たちの文化を名乗っていることに他ならないようには考えられまいかと危惧しています。

私は語学の専門家ではありませんが、呼び名におけるある種シンプルな違和感の中に人や文化の永続的なアイデンティティ確立の種が眠っていると、かの映画「千と千尋の神隠し」で名前を奪われ、雇用主によって新たな名前を与えられ、そして名前を取り戻す過程においても描かれていたその論理を持ってこの「ベリーダンスからオリエンタルダンスへの呼び名を変更する潮流」に疑問を持っています。

そして、歴史を振り返る際に中東が植民地として帝国主義に蹂躙され、紛争の火種となってきたそのヨーロッパ的視点から自らを名乗ることを是とする現状をこれから時代が下っていく際に、容認されるだろうか?とも考えられます。

だからと言って、新たな提案を未だ持つには至っていないところが私のジレンマではあります。

解決策の一つとして、「エジプシャンダンス」という方もいるでしょう、「ターキッシュダンス」という方も、しかしこれでは1990年台に日本に入ってきた「ベリーダンス」の「自由」で「美しい」目新しい踊りとして取り組む人々の心を魅了した踊りとしては、限定的過ぎる呼び名になってしまうでしょう。

原点に立ち返り、アラビア語の踊りの意味「ラクス」と呼ぶのが一番ふさわしいのではないでしょうか。ただトルコの「踊り」の意味を包括しないことが気になります。

しかしながら、「バレエ」がもともとフランスにおいて呼び名として確立される際に、イタリア語の「Ballare(バラーレ)」から言葉を取ったという説があることも鑑みて、トルコにおいても「ラクス」と呼んでいただくことを了承してもらうか、、「ベリーダンス」より、マシだというのであれば。

「東洋=オリエント」に生まれ生きる人間としては、中東の踊りを「オリエンタルダンス」と呼ぶのは大変抵抗がある。このことは絶対に主張しておきたい。どうしてもそう呼ぶのなら仕方がないが、「ベリーダンス」に対する性的な意味合いを想起するその認識をこそ、変革させるべく取り組む方策はないのであろうか。ただこの主張には一つの大きな欠陥がある。それは、そもそも、我々が東というのはどういうことだ?我々からしたら、北米南米の方が東で、中東は西なのですが、この件をどのように扱うかという問題も生じる。外来語をカタカナでそのまま受け入れてきた日本において、問題提起としての理解を得るのも難しそうである。

そういった、呼び名から端を発する疑問が私をエジプト民族舞踊への取り組みへと駆り立ててきた要因の一つであることは、間違いありません。

まだまだ考察はつづきます。

madoka

膝痛予防/安全にシミー、フィギュアエイトをするためにも

ベリーダンススタジオアルフレイラ主宰、ベリーダンサーで講師のであり、健康運動指導士でもあるmadoka(木下まどか)のブログです。

今回は、膝痛予防、または改善における非常に興味深い動画を見つけましたので、ご紹介します。

もし膝痛は膝関節にある軟骨がすり減ることにより起きる。
ベリーダンス関係なく、膝痛の改善について知りたい方は下記リンクの動画、22:48からの簡単な運動(運動とも言えないくらいの簡単な動作です。怖がらずに、ぜひみてください!)をやってみてくださいね!
但し、対象者は膝関節の軟骨がまだ少しでも残っている方だそうです。その解説は22:48の少し前から始まっています。

膝痛の徹底解説です。

この動画の中で、足を振る運動を朝一起きてすぐにすることについての重要性について先生が語られています。

「膝関節には袋がついている。その袋(滑膜)が伸びたり縮んだりすることで、(袋の内側の)軟骨の栄養剤ヒアルロン酸やコンドロイチンを出す。

(この運動を)いつやるか、一番大事なのは朝起きてする。
(それは何故か)6時間くらい寝るとする。

軟骨の7割は水である。寝ている時に寝返りすると水は下へ落ちていく。仰向けに寝ていると水は身体の下に溜まってします。すると膝軟骨が乾いているところと湿気っているところがある。

朝起きてすぐにトイレに行くなどすると、起き上がる時に5倍の負荷がかかる。乾いた状態で立ちあがるのは軟骨が削られてしまう。

朝起きたら足を30回振ってください。両足とも。それからトイレに行ってください。」

そして、この運動の説明の後、膝が痛かった方が、毎日この動きをすることによって痛みがなくなった例を紹介されています。

さて、ではベリーダンスをしていて、膝が痛くなる。つまり膝の軟骨がなぜすり減ってしまうのか?それは、膝関節が動くべき方向以外の方へ動かしているからです。

特にベリーダンスでは骨盤を震わせる動きシミー、また骨盤を8の字に動かしたり、円運動させたりと、さまざまに骨盤を動かしていきます。

その際に、多くの方が形を追うために膝を内側や外側に捻って使っています。また、前ももや後ろもも、ふくらはぎの筋肉を高速で動かさなければならないと思い込み、過剰に緊張させた状態で膝関節を動かそうそてしまうからです。
それは大変危険であり、膝が痛くなる原因となります。

膝の関節は前後に動くのみです。
必ず、前後に動かしてください。
骨盤を大きく動かしているように見せかけるために、膝を捻るのは大変危険です。

●基本姿勢●
まずはつま先と膝をおへそとお鼻の向いている方向へ水平に並べます。
床との接触位置は坐骨の真下です。

膝は自分の膝頭が向いている壁に向かって前へ進み、
膝の裏が向かっている壁に向かって後ろへ進む。
それ以外の向きには絶対に進まないように気をつけましょう。

シミーの練習動画もアップしています!

超初心者から1日5分楽しく一緒にシミートレーニングできる動画です!ぜひ毎日一緒にやってみましょう!

ヒップスライドの時も基本姿勢は同じです。

怪我がない、むしろ踊っている間に痛みが取れていくような
痛みが解消されていくような身体の動き、エクササイズとなっていく。
ベリーダンスは身体の構造を正しく知って、自分の身体に合った方法で踊ると心と身体の健康にとって素晴らしい効果を与えてくれるものです。

背伸びせず、ゆっくりと丁寧に楽しんでまいりましょう!

身体の自然な動きに沿って、安全に、楽しく踊りましょう!

madoka

オンラインで海を越え大陸を越えて

鹿児島の繁華街 天文館のデパート山形屋から歩いて2分 鹿児島市泉町のトマルビル3階 ベリーダンススタジオを主催しているmadokaです。

新型コロナウイルスの影響で様々なイベントが中止になり延期になり

もう半年以上が経とうとしています。

毎月毎週のように開催されていた日本全国のベリーダンス、オリエンタルダンス、フォークロア、トライバルフュージョンそれぞれのワークショップやショーは軒並み自粛を迫られました。

しかし踊る魂を止めることなど出来はしません。

エジプトの国立舞踊団コウメイヤ(もしくはカウメイヤとも)で子どもの頃からダンサーとして活躍し

バラディの女王と呼ばれている

Lubna Eman先生

今年来日の予定でしたがすべての予定を変更し

日本人でLubna先生の直弟子であるLatifaさん率いるAlb El Nilの皆様の主催でオンラインワークショップが開催されました。

事務局子みなさんのきめ細やかな運営に清々しく学ぶ場を与えていただき

またこの振付を題材としたオンラインコンペティションをも開催してくださいました。

応募動画はこちら!


前半戦は5名のうちの1人に選んでいただいたので

後半も志を高く持って挑ませていただきました。

来週はAlb El Nil企画で引き続きLubna先生のオンラインレッスン、テーマはオリエンタルダンス!

心して取り組みます!

そして鹿児島の皆様にも

純度高くお届けできるように磨きます!

madoka

霊峰高千穂峰-新旧霧島神宮全てを参詣霧島神宮

霊峰高千穂峰
登頂成功
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2人でそしてみなさんのお力をいただいて
ダンスイベントをやり遂げて
地球の歴史や
日本国で動いてきた人々の信仰や支配の歴史、
を感じられる場所へ
自分の足で歩いて
皮膚で肺で全ての感覚で
力を受け取りながら
参詣いたしました。

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=以下 、脳内メモ。いつかまとまるかも?=

今回、腑に落ちた言葉は
私たちと一緒に歩いてくださった
山好きの姉様のお言葉
「文化のあるところには信仰があるが、
(おそらく山岳信仰や神話の伝承など)
そうでない山で美しさや神性を感じる場所はある」

物質的豊かさや生命維持可能な土地であることと信仰や神話は結びついてるということかもと感じ納得。
南極に神話はない。
神はいる?
私たちが知るような神話が創作(失礼!)されているような時代に
南極大陸の存在を誰も知らない。
神話は人が人を支配するために作ったもの。
天孫降臨が支配の根拠とされているが、
天孫は神ですかね?人ですね。
だって世界は日本しか無いわけじゃないでしょ
神なら地球全部産んでてもいいんじゃないかしらね

なぜ鹿児島、宮崎に神話の場所が残っているのかって、そういう話を作っても文句を言って来るような有力な豪族がいなかったのでしょうねというM先生の言葉もかなり納得。

北九州には沢山の強力な豪族がいたようで、ここに天孫降臨などと言えなかったよう。
面白い話ではあるが
今回トルコ料理とベリーダンスショーをするにあたってトルコと中東情勢について少し情報をさらっていてみたが、
シリア、トルコ、クルドと大航海時代から連綿と続く欧米列強、中東の歴史、
結局のところ近現代式の国を作るノウハウを持っているかどうかというのが単に国という枠を作ってきただけであるのだなという印象を持っている。
民族独立、五族共栄、民主主義?正義はない。

どんどんズレてしまうが
かつて国、という概念と自分を特別な存在としその他を自分と関わる特別な存在とし、そうでない者を卑しい者もしくは敵とする、概念、ノウハウを持った人々がいた。

そんなことよりもずっと前から
山は存在し、霧島山と呼ばれる21の火山は荒れ噴き、時に長く沈黙し、また火を噴き

そうしているうちに植物や動物が行き交い人間が生きて
山を恐れ、火を鎮めようと祈り

そうこうしているうちに
ノウハウを持った人間がやって来るのか
祈っていた人々が方法を編み出したのか

私は特別。あなたも特別。
私は特別ではない。あなたは特別ではない
そのことに意味はあるか?
身もふたもないが、私は特別でなくとも生きている。何と比較して特に別なのか?

特別である必要はない。
私自身と他の存在を感じる身体があれば
この生命を生きている間はそれで良いのだ。
そしてそれは他の誰も皆同じ。
神はいる?
神がいたらいいね
いたらいいねというみんなの気持ちが
この世には存在してるってことなのかもしれないですね。

M先生ご夫妻
本当にありがとうございました!!

madoka

銅鼓〜海のシルクロードを渡って

11月、文化の日は
初めて九州国立博物館へ行ってきました。

今回の特別展は『三国志展』
日本で学ぶ歴史の中では
弥生時代、卑弥呼の邪馬台国が
中国に存在した魏呉蜀の三国時代に
魏の国から金印を送られたとあります。

鹿児島の地理的状況や
人々の顔立ちや地域の文化を考えるとき
大和王朝成立以前、また神道の成立や仏教伝来以前の
日本、アジアについて興味が湧いてきます。

三国志はまさにそのような時代の中国を
歴史絵巻にした壮大な物語だそうですが
内容を完全に把握するのは大変な労力が必要と思います。

夫のダルブッカ奏者で陶器の太鼓『陶鼓』
を製作している木下賢也と一緒に観に行ったのは。
展示目録に記されていた
その名も『銅鼓』。
青銅製の太鼓。

海のシルクロードを行き交う民族がその時代に使用していた祭祀用と思われる太鼓だといいます。
大きさは直径約150cmはあろうかと思われる
打面が上面に位置し、胴体のシェイプは少しダルブッカやジャンベにも似通った形状に見えました。
馬やカエルの兵士の装飾が施され、全体が青銅で出来ています。
四方に耳のようなものがついており
もしかすると吊り下げていたのかもしれません。

いったいどんなどんな音がするのか?

聴いてみたいものです。

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入り口は関羽像がお出迎え

そして今回、
その当時の航海技術がインドや東南アジアから中国の沿岸部までもカバーすることのできるほどであったことがよく分かる展示でもあり
非常に興味深かったです。

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当時のクロスボウから放たれる矢をシミュレート かなりの恐ろしさ 矢を調達できる豊かさと立ち向かうための強靭な精神がなければこの戦乱の世は生きていられなかったろうと思いを致す

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踊る人を象った舞踊俑 袖を手で掴み裾をつまみあげて表情豊かに踊る姿が可愛らしい ここで初めて「兵馬俑」の「俑」が像の意味だったことを理解する 明白了!

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琴を奏でる俑 これも表情豊か これだけでなく小さな俑にも奏楽の様子があらわされていた

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銅鼓、とても大きい

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カリカチュアされた虎の愛らしいこと

 

 

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初めて食べる梅ヶ枝餅は太宰府で食べたいと思っていた願いがかないました 手焼きで目の前で作ってくれます 焼きたての香ばしさに思わずあっという間に食べてしまいました

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太宰府の道真様に人生のデフラグがうまくいくように祈願

九州国立博物館『三国志展』
2019年10月1日〜2020年1月5日

madoka

Nesma『Muwashaht~From Cordoba to Damascus~』群舞で出演させていただきます

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来月2019年7月、
待ちに待ったスペインのNesma先生による公演が
広島で7/15(月・祝)、東京で7/19(金)で行われます。

この公演は過去、Nesma先生のお膝元スペイン及びパリで行われ、
大変好評を得たものであり、その内容を日本で選ばれたキャストで
新たにジャパンプレミアショーとして作り上げられるものです。

⭐︎公演の様子はこちらで少しご覧いただけます↓↓↓

それらを日本で初めてのベリーダンスコンペティションで優勝と準優勝を共に飾った
広島のEmaさん、東京のSalimaさんというお二人が情熱を傾けて主催する
大変貴重な舞台です。

2017年、広島まで見に行った同じくNesma監修の全編生演奏
アラブ世界の大歌手ウンム・クルスームの『Enta Omri』に題材を得た
その名も『Enta Omri』に感動し、
いつかこのNesma先生の舞台を肌で感じたいと願った日を忘れません。

昨年、この『Muwashahat』のオーディションがあることを知り、
できる限りの準備をして望み、結果群舞での出演合格をいただき、
毎月充実したリハーサルに取り組んでいます。

全ての音楽は生演奏であり、
Nesma先生が研究しているアラブ音楽やモロッコ、アル・アンダールスの音楽から
着想を得た新たな美しい音楽作品と共に
踊りとイベリア半島の歴史解釈をお楽しみいただける舞台です。

ベリーダンスと聞いて頭に浮かぶような、
露出度の高い衣装や蠱惑的な仕草は登場せず、
歴史的な絵画や古典詩、各種の民族舞踊からNesmaの高い独創性に基づいて
創作された新しいベリーダンスの舞台です。

わかりやすい女性美や、エンターテイメント性に注目されがちな
ベリーダンスと名付けられたジャンルですが、

ここに、
美とは何か、
官能とは何か、
歴史から学ぶことは何か、
音楽や踊りにできることは何か、
古きに学び現代に生きることとは何か、
そして芸術の可能性、芸術への挑戦とは何か、
私にそこまでのことが言える資格があるか自信はありませんが、
演じ手はもちろんのこと観客の皆さんにも問う何かがあると感じています。

この画期的なステージに群舞のダンサーとして
たとえ少しだとしても立つことができることが
本当に幸福です。

●新しいダンススタイルを確立することに意欲的な方
●異国の音楽に触れたい方
●ベリーダンスの革新的な分野を見てみたい方
●Nesmaの美しい世界を感じてみたい方

ぜひみなさんにも目撃しに来ていただきたいです。
この公演前と公演後では心に浮かぶベリーダンスの概念が全く変わって来ます。

そしてこの舞台に関わった私たち日本キャストの皆が
またそれぞれの場所でそれぞれの独創的な踊り手として活躍していくことと思います。
私もそうあろうと努力します。
ですからこれは本当に誰にとってもエポックメイキングな舞台になるはずです。

チケットのご準備はぜひお早めに。
そして
会場でお待ちしております!

madoka

スペインの風を感じたくて

『Muwashahat~From Cordoba to Damascus』7ジャパンプレミアツアー7/15広島・7/19東京公演の練習に現在取り組んでいますが、この公演はスペインのオリエンタルダンサーNesmaの総監督総演出になっており、振り付けにも独特の美しいテイストがあります。
少しでもNesma先生の故郷へ近づきたく、今日は鹿児島の情熱のフラメンコダンサーであり指導者でもあるAmi先生の教室「デュエンデ」へお伺いしました!
フラメンコ楽しいです!でもものすごく難しい!

Ami先生から愛媛のお土産「母恵夢」をいただきました。
私は松山市に小学5年生から中学2年生まで住んでいたので、とても懐かしい気持ちで嬉しく頂戴いたしました!

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madoka

薩摩川内市へ行ってきました!

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本日は、
鹿児島純心女子大学看護学部の中野教授を訪ねて
薩摩川内市へ行ってきました!

ベリーダンスエクササイズの内容を深めたく
ご相談のために伺ったのですが

思いがけず
居合わせた女子大生の皆さんと
ベリーダンスのミニミニレッスンタイムとなりました!

皆さん、とっても飲み込みが早く
明るく朗らかで
楽しい時間となりました!

ありがとうございました!

madoka

阿波踊り初挑戦!

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踊りはなんでも好き。
それだけでなく、古くからある、庶民の踊り。そして、女性の。
アンテナをいつも張っています^^

そこで、
立命館大学の鹿児島県校友会でいつもお世話になっている
徳島県出身の小池先輩から阿波踊りを習いました。

<経験から阿波踊り考>
我が家は父方が、農家の系譜。
続きを読む 阿波踊り初挑戦!