ベリーダンススタジオアルフレイラ主宰、ベリーダンサーで講師のであり、健康運動指導士でもあるmadoka(木下まどか)のブログです。
今回は、膝痛予防、または改善における非常に興味深い動画を見つけましたので、ご紹介します。
もし膝痛は膝関節にある軟骨がすり減ることにより起きる。
ベリーダンス関係なく、膝痛の改善について知りたい方は下記リンクの動画、22:48からの簡単な運動(運動とも言えないくらいの簡単な動作です。怖がらずに、ぜひみてください!)をやってみてくださいね!
但し、対象者は膝関節の軟骨がまだ少しでも残っている方だそうです。その解説は22:48の少し前から始まっています。
この動画の中で、足を振る運動を朝一起きてすぐにすることについての重要性について先生が語られています。
「膝関節には袋がついている。その袋(滑膜)が伸びたり縮んだりすることで、(袋の内側の)軟骨の栄養剤ヒアルロン酸やコンドロイチンを出す。
(この運動を)いつやるか、一番大事なのは朝起きてする。
(それは何故か)6時間くらい寝るとする。
軟骨の7割は水である。寝ている時に寝返りすると水は下へ落ちていく。仰向けに寝ていると水は身体の下に溜まってします。すると膝軟骨が乾いているところと湿気っているところがある。
朝起きてすぐにトイレに行くなどすると、起き上がる時に5倍の負荷がかかる。乾いた状態で立ちあがるのは軟骨が削られてしまう。
朝起きたら足を30回振ってください。両足とも。それからトイレに行ってください。」
そして、この運動の説明の後、膝が痛かった方が、毎日この動きをすることによって痛みがなくなった例を紹介されています。
さて、ではベリーダンスをしていて、膝が痛くなる。つまり膝の軟骨がなぜすり減ってしまうのか?それは、膝関節が動くべき方向以外の方へ動かしているからです。
特にベリーダンスでは骨盤を震わせる動きシミー、また骨盤を8の字に動かしたり、円運動させたりと、さまざまに骨盤を動かしていきます。
その際に、多くの方が形を追うために膝を内側や外側に捻って使っています。また、前ももや後ろもも、ふくらはぎの筋肉を高速で動かさなければならないと思い込み、過剰に緊張させた状態で膝関節を動かそうそてしまうからです。
それは大変危険であり、膝が痛くなる原因となります。
膝の関節は前後に動くのみです。
必ず、前後に動かしてください。
骨盤を大きく動かしているように見せかけるために、膝を捻るのは大変危険です。
●基本姿勢●
まずはつま先と膝をおへそとお鼻の向いている方向へ水平に並べます。
床との接触位置は坐骨の真下です。
膝は自分の膝頭が向いている壁に向かって前へ進み、
膝の裏が向かっている壁に向かって後ろへ進む。
それ以外の向きには絶対に進まないように気をつけましょう。
シミーの練習動画もアップしています!
超初心者から1日5分楽しく一緒にシミートレーニングできる動画です!ぜひ毎日一緒にやってみましょう!
ヒップスライドの時も基本姿勢は同じです。
怪我がない、むしろ踊っている間に痛みが取れていくような
痛みが解消されていくような身体の動き、エクササイズとなっていく。
ベリーダンスは身体の構造を正しく知って、自分の身体に合った方法で踊ると心と身体の健康にとって素晴らしい効果を与えてくれるものです。
背伸びせず、ゆっくりと丁寧に楽しんでまいりましょう!
身体の自然な動きに沿って、安全に、楽しく踊りましょう!
madoka