ミモザを飾る〜国際女性デー2023〜

【3/8国際女性デー】

3/8国際女性デーにシンボルフラワー「ミモザ」の花を今年もスタジオに飾りました。

お花はミモザ、花瓶は琉球ガラスです。

国際女性デーなんて!この男女平等の、まして今やLGBTQの話をしている世の中にと思う方もいるかもしれませんが、もしも、女性に納税する義務はなくとも、財産を管理する権利がなく、選挙に投票する権利もなく、議会で意見をする権利もない世の中だったら???

女性が男性になりたいと思うことはあったとしても、男性として身体を持って生まれて来た方々が女性としての心を認めて、女性としての社会的立場(権利が制限されている)になりたいと思うでしょうか?そんなこと言うのは意地悪な見方でしょうか?

女性の権利が制限されていないからこその、今の議論ではないか。つまり、様々な問題を少しずつ解きながら進んできたことに意味があると思うのです。

私の大好きな映画「メリー・ポピンズ」は1910年のロンドンが舞台ですが、主人公メリー・ポピンズが雇われる銀行家ジョージ・バンクス氏の妻ウィニフレッドは女性参政権運動に熱心に取り組んでいることが描かれています。

子どもの頃は、ただ彼女たちが歌う歌曲「Sister Suffragete(古い鎖を断ち切って)」の陽気な行進とコーラスの美しさに、ビデオを見ながら画面の前で一緒に足踏みして手を振って遊んでいましたが、今思い返せば、たった100年前にはまだ制限選挙が英国でさえも行われていたことを表現していることに気づきます。

花瓶は沖縄の奥原硝子製造所さんの琉球ガラスです。
日本敗戦後、物資が不足した沖縄で工夫して作られたガラスが今もなお作られています。
私はこの薄青のような緑のような色が好きです。

沖縄が焦土と化し、多くの文化や命を犠牲にしてなお今に至る人々の営みを築き上げてきたことを現代の私たちの暮らしを考える大事なことだと思ってます。

色々な立場の人の感性や知恵を集めて進めたら、素敵な未来がある。
100年後の世界に私たちの想いや行動が何かを残すかもしれません。

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