出演者紹介/今貂子さん『踊り手四様〜踊りにできることがこんなにある〜』

【今回上演演目『ハビヰラ』についても】
※主催madokaよりのの箇所に記しました!

さあ、もう今度の土曜日は『踊り手四様〜踊りにできることがこんなにある』の開演です!

では、真打登場!ご紹介です!!

どうぞ、ぜひとも今貂子さんの圧倒的存在感、心痺れる踊り、
そして4人4様の踊りを見にいらしてください!!

✨出演者紹介✨
今貂子(舞踏)

写真の無断使用を禁じます

■プロフィール■
1958年群馬県生れ。1980年-94年白虎社に参加。国内及び海外公演に出演、衣装デザイン製作を担当。2000年ワークショップを母胎に舞踏カンパニー倚羅座結成。2005年ヨーロッパツアー。2007年-16年旧五條楽園歌舞練場にて連続公演。2016年KYOTO舞踏館「秘色」ロングラン公演開始(現在休館中)。2019年還暦記念「闇の艶」公演(京都・先斗町歌舞練場)。2020年「金剛石-Diamond-」公演(京都・UrBANGUILD)にて、令和2年度(第75回)文化庁芸術祭にて舞踏家として初の芸術祭賞優秀賞を受賞。映画「駆込み女と駆出し男」「関ケ原」「燃えよ剣」出演。日本の芸能の原点にみられる「たまふり(命の活性化)の力」に支えられたアヴァンギャルドな舞踏の探求を通じ独自の境地を開拓。京都を拠点に国際的に活動を展開している。(写真/

■主催madokaより■
2015年に京都の松尾大社の神楽殿で踊る今貂子氏を見た。まだ日も暮れぬ頃から始まった神楽殿での奉納演舞は様々な演者によって紡がれていた。プログラムに書かれていた「綺羅座」の文字。それは、のちに分かることだが、今貂子氏の率いる舞踏グループだった。ベリーダンスやフラダンス等、プログラムが進むにつれ、空はゆっくりと暗くなり始め、「綺羅座」の出番前、直前まで気配のなかった雨が降り始めた。神楽殿のそばなどの境内にいた観客は屋根を求めて、祭り用のテントや社務所など散らばった。そんな中、神楽殿で綺羅座の踊り手が舞い始め、それをプロローグに、いよいよ今貂子氏がゆっくりと登場、その美しき異形と微細な動きに目を奪われる。登場からどれくらいの時だっただろうか、激しい雨が屋根を叩き、稲妻が走り、雷鳴が響き渡る。あたかも、それらが天の配した演出でもあるかのように演目は進む。貂子氏の踊りと共に雷雨は去り観客は狐につままれたように呆然と立ち尽くしていた。

演者にとって非常に厳しい期間であったコロナ禍において、今貂子さんは文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞され、精力的に活動されてきました。

そして今回上演していただく演目は
奄美の言葉で「蝶」という意味の『ハビヰラ』(注:「ヰ」は正式には小文字「ィ」と発音)。音楽は日本フリージャズのパイオニアで2020年に在住先のパリで亡くなられた沖至氏の演奏音源をお持ちくださいます。
https://jazztokyo.org/news/post-55706/

内容は、貂子さんが女性芸能史のルーツを探りながら、舞踏研究するうちにであったテーマだそうです。「生と死、再生に介在する霊魂を運ぶ蝶に因んだ踊りで、太古の母系制社会の名残を伝える奄美の巫女の祈りにも通じています。(今貂子氏)」初演は、京都アバンギルドで、2020年秋のライブで、昨年は北海道旭川でも公演されたものであり、京都、北海道、鹿児島が3回目の上演です。

貂子さんの代表作の中には「アメノウズメ」をテーマにしたものもありますが、鹿児島は「古事記」を成立させたヤマト朝廷に制圧された「隼人塚」などに無惨にも葬られた多くの先住民がいた土地でもあり、素直に神話を受け入れることができない複雑な気持ちを持っているとお話ししたところ、この演目をご提案くださり、今回の上演となります。
そういった意味でいうと、奄美と鹿児島の関係性も近代の歴史の中では支配被支配の関係にあり、割り切れない思いもあるのですが、人間存在の原点であるからだを考えるとき、大和政権の律令制に組み込まれる前の鹿児島の地には沖縄や奄美など南方のルーツをもつ人々が多く暮らしていたのではないか、そしてそのDNAは駆逐されることなく、現代に繋がっているのではないかと思うところからもこの演目を鹿児島で上演していただくことに意味があると考えています。

またこの演目はすでに初演版がYouTubeにアップされていますが、今回は新たに鹿児島バージョンを上演くださるそうです!

素晴らしい映像です!そしてしかしそれでも、やはり生で!
この迫力を感じにいらしてください!

ぜひとも皆様ご覧になりにお越しください!
まだお席もう少しございます!

また、
日程などの都合で公演を見逃した方も、公演を見て「舞踏」って何だ、、言葉で聞きたい、もっと近くで見たい!と思った方にもその知的好奇心と体の謎解きへの道筋を示してくださるワークショップ(体験型レッスン)が公演の翌日に行われます。
こちらもぜひともご参加ください!

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2023年5月21日(日)
10:00-12:00
からだの数だけ踊りがある
講師:今貂子
受講料:2,000円

1999年から現在に至るまで国内外の著名な舞踏家が数多く受講した歴史ある稽古。京都九条の今貂子舞踏研究所で毎週行われている。呼吸法、和の身体技法をとりいれた今貂子の舞踏メソッドを中心に、足腰を鍛えからだの軸を整え、心身一如の表現である舞踏を学ぶ。初心者の参加も歓迎。

✨✨✨✨
40年以上も体と向き合い踊り続けてきた今貂子氏の舞踏メソッド。
その大切な要素を作品からだけでなく、ご本人の言葉や、所作、指導から舞踏へ多くの問いを持つ人々へのアンサーのあるワークショップ。
貂子さんの踊りから感じた自分の心やからだの反応はなんだったのか、そしてその感性は今後どのように自分を育てていくのかをじっくりと味わう時間にもなるでしょう。
✨✨✨✨

==イベント詳細=======
詳細リンク
http://madoka-bellydance.com

イベントページリンク
https://fb.me/e/3krsLingE

==ステージ情報==
2023年5月20日(土)
開場 18:30 開演 19:00
料金 4,500円(5/15以降当日扱いとして5,000円)
定員 40名
場所 トマルビル地下ホール(鹿児島市泉町1−8 トマルビル内)
出演者
今 貂子(舞踏)
竹ち代 毬也(コンテンポラリーダンス)
Eliana (ポールダンス)
madoka (ベリーダンス)

※ご購入順に開場前に並んでいただく整理券番号を発行します。
ご高齢の方やお身体の保護を優先しなければならないお客様においては、別途、椅子席をご案内することになります。その際は整理番号が前後することがございます。ご了承ください。対象となる方はご購入の際にお知らせください。

お申し込みは
下記メールまで
mdkdance123@gmail.com

①お名前
②人数
③電話番号

お知らせいただいたメールに振込先を返信いたします。
お振込の確認完了後、番号を発行します。

順次、店舗でのチケット販売も設定して参ります。
詳細は後日。それまではメールのみの受付となります。
よろしくお願いいたします!