たぶんこれは恋ですね

8月10日にお世話になったシルバースプーンさんは、
9月末でお店を終えられます。

ということで、最後の9月17日(土)、
月1マルシェにやって参りました。
お花のゼリーが美しく。

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フルーツをつけ込んだ紅茶も美味!
東郷町で国産の紅茶を作っていらっしゃる笹野さんのお茶。
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お花のゼリー。ホールサイズは花冠のようでした!
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名残惜しく、マルシェを後にするときは、
急に雨が激しく降り出して、
車で、次の目的地「カフェ 凡」さんへおくっていただきました。

今沢カゲロウさんというベーシストのトークライブに、
いつも身体を見てくださっている針灸師の大竹先生が、
「身体の使い方」について授業をするというので、
実は、そのことだけを楽しみに、向かいました。
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トークは4人。
地元の3人はそれぞれ30分ずつ。メインの今沢さんは、約1時間。

最初のテーマは「オカルト」。
正直、オカルトとか、ものすごく苦手なんですよ。
お化け屋敷も人生でたぶん4回くらいしか行ったことがない。
最後の1回は倒れそうになるほど大笑いしながら出て来たんですけど、、
いや実際、本当に腰が砕けるほど笑ってましたけど、
まぁそれはまたのお話ということで、、、、、とやや耳を塞ぎ気味。

ところが、このお話をした祁答院くん、
「UFO」と「幽体離脱」を見事に面白く説明してくれて、
最初に話してくれた彼の目的とおり
「オカルトを身近に感じて、そして少し好きになってほしい」というのは
私に関して言えば、達成されましたよ!

ホワイトボードに「オカルト=親近感=好き!」と書いた瞬間には、
この人大丈夫かなぁ、、、と思ってしまいましたが、とっても楽しかったです。

次は、井上くん。
色々な話しが出ましたが、台湾へライブに参加するという話しが
とても為になりました。
鹿児島から音楽活動される方がどんどん外に出て行かれるというのは頼もしいです!
がんばってほしいですね!

【大竹先生の話し】
そして、大竹先生。
尾骨は、退化したのではなくて進化したのでは。という仮説から。
これは常日頃から先生が言っておられることです。

進化というのは、より小さく、より多機能に。
また急所でもある場所を体に内蔵したのでは、と。
全てにおいて、体を動かすときに自分に尾骨から先にしっぽが生えている感覚を持って
動くとすると、無駄のない動きが出来る、という。

歩く時、かがむ時、手を伸ばす時、
よかったらぜひやってみてください。

また回転する時。
体が上から下へ落ちる、という感覚をもって動き始めて、
落ちきる前にしっぽを振るように意識すると
スムーズに回転する、、とも。もの凄く、面白い体感を持ちました。

それからトークの後に、
阿波踊りの練習で得た、町娘走りのメカニズムと効用について
先生に実演&説明をしたら、
とっても納得してくださいました!

【カゲロウさんのお話】
もう、カッコにして書くようなボリュームの話しでもないのです。
大容量すぎて、立て板に水、どんどん話しが頭に流れ込んでくる。
テーマは「音楽の未来、昆虫の未来、凡の未来」と
四国大学で特認教授をされているカゲロウさんの教養講座を
そのまま持って来てくださったとのことでした。

なんて、濃い時間。

昆虫のことを話す目の生き生きしていること!
但し、最初は大変な話が始まってしまった。
帰りたい、、そんな気持ちでした。
そこへ大転換!

地球に歴史をホワイトボードに略しますねと言いながら書き、
最後に「地球滅亡」とことも無げ記すのを見て、
そういうのはお好きな方なのかなぁちょっと本当に帰ろうかとしていたとき
「地球は滅亡するでしょう、
すると思います。
でもすると言っている人たちのほとんどが
間違っているのは、地球滅亡するそのときに
人間が生存していると思っていることです。
違います。そのときに人間はいません。
いるのは昆虫です!」

と高らかに宣言した瞬間、
耳と脳は完全に聴くモード!

そも後のお話も面白くて
演奏もすごくて
ずっと笑って
すごさに驚いて、口が閉まらないで
あんぐりしてたはずです。

私、たぶん、人と違った観点から一途にものを考えて、
説明しようと言葉を尽くす人、
実際に実現させようと行動する人が、
好きなんだと思います。

魅力的ですよね(^^)

ベースと昆虫の音とのコラボも、
メトロノームをコントロールする、音楽も。
なにこの、まあ、そのちょっと奇特なほどの探究心。
痺れます。

たぶんこれは、ほぼ恋ですね。
そうですね、大竹先生の話を聞きに来たのに
カゲロウさんの大ファンになって帰ることになりました。

またライブに来られたらぜひ、行きたいです!
皆さんもぜひ、このひとくせもふたくせもある、時間を楽しみにご一緒しましょう!

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【左から】大竹先生、カゲロウさん、わたし 記念写真撮らせていただきました!

madoka